共通テスト 不正を根絶するには

本日(2022.6.9)北海道新聞朝刊26面の記事、「共通テスト 不正対策を強化」について、書かせていただく。

筆者は大学生なのだが、受験生時代は様々な入試会場を巡った。大学入学共通テスト(センター試験)はもちろん、各私立大学や国公立大学の試験会場も体験した経験をもとに、今日は書いていきたいと思う。

近年の大学入試会場

昔の大学入試会場は存じ上げないが、最近の入試会場とさほど変わりはないのではないだろうか。ここ数年は新型コロナウイルス対策ということで、皆様ももうおなじみかと思うが、入り口に体温の測定器があったりする。ただ、会場に入ってみると特段「不正対策」が施されているということはなかった。(もっとも筆者が気づかぬところに設備があった可能性もあるが)携帯電話等の使用禁止とは周知されているが、この記事にもある通り検査などはなく、その気になればスマホ上着のポケットに入れて…なんてことも可能だったかもしれない。現に今年の共通テストで女子学生が不正行為を働いた。これはあくまで想像だが、このように明るみになった事件は氷山の一角だったのではないかと推測する。

カンニング対策のために

この記事によると、今後は携帯電話の電源を試験官のいる場で確実に電源をオフにさせるという。しかし、今はスマホを格安で契約できる時代、2台で乗り込んでくる受験生がいたとしても不思議ではない。1台は電源を切って、もう1台は隠して使用する なんてことも容易に想像できる。

そこで筆者は不正根絶に向けて2つの提案をする。1つは、通信妨害だ。通信機能抑制装置を利用して、スマートフォンの通信を妨害することができる。これは一部のコンサート会場などでも実際に運用されている。また、中国を持ち上げるつもりはないが中国の大学入試では実際に通信妨害が行われているという。2つ目は、防犯カメラの設置である。試験では、試験監督が巡回しているとはいえ、死角はできる。防犯カメラを導入することで、不正行為の抑制にもつながるし、もし起こった時の事後捜査にも活用できるのではないだろうか。

さすがに、通信妨害は厳しいかもしれないが防犯カメラの設置なら簡易的にも設置可能だろう。

やはりカンニングは受験生心理として絶対に許すことはできないだろう。筆者の妄想記事ではあるが、カンニングのない受験をどうか実現されたい。

 

最後にこの記事を拡散などしていただければ幸いだ。